ついにスタートしたGPT Storeって何?
OpenAIは10日(米国時間)、カスタム版のChatGPT「GPTs」を共有できる「GPT Store」の展開を開始
GPT Storeとは
GPT StoreはOpenAIによって立ち上げられた、ユーザーがノーコードでカスタマイズ可能なGPT(Generative Pre-trained Transformer)を発見し、共有できる新しいオンラインプラットフォームです。ここでは、特に生産性、教育、ライフスタイルなどのカテゴリに特化したGPTを検索し、フロントページで目にすることができます。
GPT Storeの特徴
GPT Storeでは、ノーコードで簡単にGPTをカスタマイズできます。ユーザーは自分自身のニーズに合わせてAIアシスタントを作成し、それをストアで公開することが可能です。このプロセスは、特に非技術者にも使いやすく設計されています。
GPT Storeページ
※現在のところ有料版のみ利用可能です。
GPTSの概要
GPTS(GPT Specialized)は、特定の分野や機能に特化したGPTモデルです。これらはOpenAIの技術をベースに、ユーザーの特定の要求に応じてカスタマイズされたバージョンを指します。
GPTSの特徴
- 特定の分野に特化:特定の分野の知識や機能が強化されています。
- カスタマイズ可能:ユーザーの特定の要求に合わせて、ノーコードで簡単にカスタマイズできます。
- 効率性:特定の目的に合わせて設計されているため、効率的にタスクをこなすことができます。
GPTSはノーコードでカスタマイズできる!
GPTSの最大のメリットは、ユーザーの特定のニーズに合わせてノーコードでカスタマイズできる点です。
GPT Builderを使えば対話形式で簡単にGPTSを作ることが可能です。
これにより、ユーザーは自分の目的や興味に合った情報やサポートを得ることができます。また、特定の分野に特化しているため、その分野における深い知識や専門的なアドバイスを提供できることも大きな利点です。
GPTSの活用例
- 教育支援GPT:学生や教育者のためにカスタマイズされた、学習支援や質問応答を行うGPT。
- 健康アドバイザーGPT:健康管理やフィットネス計画に関する助言を提供するGPT。
- 言語学習GPT:特定言語の習得をサポートするためのカスタマイズされた会話と教材を提供するGPT。
- 旅行プランナーGPT:旅行計画や目的地に関する情報提供、ローカルの文化や観光スポットについてのアドバイスを行うGPT。
- 料理アシスタントGPT:レシピ提案や料理のコツを教える、食に関する知識が豊富なGPT。
まとめ
GPTストアとGPTSは、OpenAIが提供する革新的なAIアシスタントのプラットフォームです。ノーコードでのカスタマイズ機能により、特化されたニーズに応じた効率的なAIアシスタントを誰でも簡単に作成し、共有することが可能になります。この進化は、AIの利用をより身近でアクセスしやすいものにし、日常生活や業務を豊かにすることが期待されます。
参照サイト:OpenAIブログ「Introducing the GPT Store」