動く絵本を作ろう!Adobe ExpressとChatGPT・VREWで簡単アニメーション
最近のマイブームはAdobe Expressでアニメーションを作ることです。Instagramのリール動画やYouTubeに使える動画を作っています。今回の動画では、このアニメーション機能を使って動く絵本を作ります。
台本はChatGPT、音声と全体の構成はVREW、そしてアニメーションはAdobe Expressで作成します。
この動く絵本は全て無料でできるので、ぜひ最後までご覧ください。
動く絵本制作のメニュー
- ChatGPTで台本作り
- Adobe Expressでアニメーション作成
- VREWでAI音声アフレコと仕上げ
YouTube動画版
ChatGPTで台本作り
まずはChatGPTを使って台本を作ります。主人公はカタツムリにしました。
プロンプトは
「かたつむりのこども年がアジサイの花にあこがれて登っていく」ハートウォーミングな絵本を作りたいです。
ヒーローズジャーニー理論に基づいて、お話を作成してください。
タイトルと簡単なあらすじを10個作成してください。
これにより、タイトルと簡単なストーリーを10個作成しました。
その中で選んだのは
「アジサイの頂上へ」というタイトルです。さらに、この話を8ページの絵本形式にするよう指示しました。
プロンプト
タイトル3: 「アジサイの頂上へ」
あらすじ: かたつむりのリリーは、アジサイの花が咲く丘の上に住んでいます。リリーは花に登る夢を持ち、途中で出会う友達や困難を乗り越えながら目標に向かって進んでいきます。
この話を8ページの絵本形式にしてください
内容:
・アジサイの根本から登り始めて、花まで登る話
・途中にテントウムシやちょうちょに励まされる
・3歳の子供が理解できるテキスト
・読者が思わず応援したくなる
タイトル「アジサイの頂上へ」が少し硬いと感じたので、ChatGPTに修正を依頼し、「リリーとかがやくアジサイ」という可愛らしいタイトルに変更しました。
Adobe Expressでアニメーション作成
次に、Adobe Expressでアニメーションを作成します。まずはタイトル「リリーとかがやくアジサイ」を入力し、フォントの種類や色を整えます。次に、主人公のカタツムリ「リリー」をデザイン素材から選びます。カラフルで可愛いカタツムリを探し、リリーさんに決定しました。
次は友達のテントウムシ「ティム」です。同じタッチのカラフルで可愛いテントウムシを選びました。そして、蝶々の「キャロル」も選びました。素材がたくさんある中で、同じタッチのものを探しました。
最後に紫陽花を探し、大きさや角度を整えてレイアウトを調整します。タイトルのフォントも可愛くし、色を合わせるためにスポイト機能を使ってカタツムリの体の色を選びます。アウトラインを付けて見やすくし、紫陽花の色を明るくしてぼかしを入れます。輝く紫陽花にするために、素材シェイプの星を選び、色を白にして少し透明にしました。
アニメーションを選び、開始、ループ、終了の3段階に分かれています。ループでは「ちらつき」を選び、たくさん複製してサイズや角度を変えました。リリーにも「ドリフト」のアニメーションを付けました。キャロルには「波乗り」と「ライズ」のアニメーションを付けました。ティムには「震え」のアニメーションを付けました。
詳細は、ぜひ、動画で確認してください。
VREWでAI音声アフレコと仕上げ
Adobe Expressで作ったアニメーション動画をダウンロードし、音声はVREWのAI音声を使ってアフレコします。
まず、VREWを起動し、新規プロジェクトを作成、テキストから動画を作成を選びます。ChatGPTで作ったタイトルとテキストを入力し、不要な部分は削除します。テキストの部分には区点を打って間を開けます。
リリーとかがやくアジサイを音読するAI音声を選びます。
動画の挿入や音声の設定を変え、キャラクターのセリフの速度を調整します。
BGMは明るくテンポの良い曲にし、最後はエピローグっぽい曲にしました。
VREWの参照記事
関連リンク
①WEBデザインアプリ:Adobe Express https://new.express.adobe.com/
②チャットAI:ChatGPT https://openai.com/chatgpt/
③動画生成:Vrew https://vrew.voyagerx.com/ja/